ストレッチポールの安全・効果的な使い方について
猫背・反り腰などの姿勢の改善、肩こり・腰痛などの慢性痛の緩和に効果的なセルフエクササイズツール「ストレッチポール」に関する役立つ情報を発信しているB-staion代表、トレーナーの奥野です。
3回にわたって効果を高めるポイントを説明してきました。
↓ まだ読んでいない方は下記からどうぞ ↓
今回からはテーマを少し変えて、実際に使っていく上での注意点をお伝えしていきます。
ご自宅でストレッチポールを安全かつ効果的に使うための大切な情報です。
では、いってみましょう!
目次
ストレッチポールの基本的な使い方
まずは基本的な使い方から説明していきます。
間違った使い方をしてしまうと効果が出づらいだけでなく、思わぬ怪我につながる可能性もありますので気をつけましょう。
ちなみに、ストレッチポールには全部で3つの種類があります。
円柱タイプ(EX・MX)が2種類と半円タイプ(ハーフカット)が1種類です。
ご自身の身体に合ったタイプを使うことが安全面・効果のどちらにおいて非常に大切です。
それぞれの違いと選び方については、下記の記事で解説しています。
置き方
★円柱タイプ(EX、MX)を使う場合:
- フタがお尻側に来るようにします
(写真では左側にフタがきています) - ロゴマークが横になるようにします
【理由】
フタのところは少し段差があるので、そこに頭を乗せてしまうと気になってしまいます。
ロゴマークの下の部分には縫い目があり、背中に当たると違和感を感じますし、床に当たると転がしにくいです。
★半円タイプ(ハーフカット)を使う場合:
ハーフカットは2個で1セットになっています。
- それぞれのファスナーを両端にする
- 縦にまっすぐ並べる
【理由】
円柱タイプと同様にファスナーの部分は少し段差がありますので、触れて違和感を感じることがないようにするためです。
ツールが曲がった状態で乗ると、まっすぐに乗れないので違和感や力みに繋がります。
どの種類のストレッチポールを使うとしても、不快感や違和感なく、リラックスしてエクササイズを行なうための置き方です。
ちょっとしたことではありますが、向きを確認してから乗るようにしてくださいね。
乗り方
ストレッチポールを安全にご利用いただくための乗り方は3ステップです。
① ストレッチポールの端にお尻を乗せます
できるだけ、端の方へお尻を乗せるようにしてください。
上に乗ってしまうと頭がはみ出てしまう可能性が高くなります。
※ちなみに円柱タイプ(EX、MX)は、フタがお尻側でしたね
② 両手で床を支えながら、背骨を乗せていきます
転倒してしまわないように、両手で床を支えながらゆっくりと寝転がります。
ストレッチポールに対して、背骨をまっすぐに乗せるようにします。
③ 頭まで乗れたら、リラックスできる位置を探します
あお向けに寝転がれたら、ストレッチポールから頭がはみだしていないかを確認します。
※はみだしていたら、ずり下がって頭が収まるように調整してください
両膝は立てた状態にして、お尻から頭までまっすぐ乗るようにします。
手足の位置を微調整して、最も力の抜きやすいポジションを探してください。
これを「基本姿勢」と呼んでいますが、ポイントは次の記事でお伝えします!
降り方
最後にストレッチポールから降りる時の注意点です。
お尻 → 腰 → 背中 → 肩 → 頭の順番で、横にずり落ちるようにして降りてください。
降りた後は床にあお向けになって寝転がり、床と身体の接地感の変化を確認してみましょう。
少し時間が経ってから、膝を立てて身体を横に倒し、ゆっくりと起き上がるようにします。
まとめ
ストレッチポールの置き方・乗り方・降り方のいずれも安全に使用していただくための注意点です。
ご自宅などで使われる場合には、周りにトレーナー(指導者)がいません。
一般的な運動と比べると危険な動きは少ないですが、乗り降りの時にバランスを崩す可能性があります。
思わぬ怪我などを避けるためにも、安全な使用方法を心掛けてくださいね。
- ストレッチポールの置き方
フタ、ファスナー、縫い目の向きに気をつけましょう - ストレッチポールの乗り方
端にお尻を乗せ、手で床を支えながら寝転がりましょう - ストレッチポールの降り方
ゆっくりと横にずり落ちるように降りましょう
B-stationでは、ストレッチポールを安全かつ効果的に使っていただくために、基本的な使い方をマンツーマンで指導しています。
「一度、試してから購入するかどうかを決めたい」
「ちゃんと効果が出る正しい使い方を教えて欲しい」
「以前に買ったけど、使い方がいまいち分からない」
こんな風に思っている方は、ぜひ『ストレッチポール・ベーシック』を受けてください。
ご自宅でもエクササイズが継続できるように1つ1つ丁寧にお伝えします。
次回は「ストレッチポールでの基本姿勢」についてお伝えします。
お楽しみに!
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