猫背解消！第1話「ネコゼってナニモノ？」

B-stationには『姿勢をよくしたい！』というご要望をお持ちの方がたくさんお越しになります。
悪い姿勢の代表格と言えば【猫背】と【反り腰】ですね。

現代人は長時間のデスクワークを強いられることが増えました。
『気づいたら背中が丸くなっている・・・』
こういう方は多いのではないでしょうか。

それが原因で「肩や首が凝る」「背中が痛い」「頭痛がする」といった不調を引き起こします。
まさに、【猫背】は現代病といっても過言でありません。

多くの現代人を苦しめる【猫背】・・・何とかしたいですね。

というわけで、今回から【猫背】解消！シリーズをお届けしていきます！
第1話は、まず敵を知れ！ということで・・・

“ネコゼ”ってナニモノ？

と題しまして【猫背】の正体を暴いていきたいと思います。
では、早速いってみましょう！！

猫背の正体

「私、猫背なんです。」
「整体に行ったら猫背って言われました。」

こういったお声をよく耳にします。
（クライアントはもちろん、何気ない会話の中でもですね）

では【猫背】ってどんな状態、どんな姿勢のことを言うのでしょうか？
せっかくの機会なので、少し考えてみてください。

専門家でない限り「【猫背】とはこういうもの」と具体的に説明するのは難しいですよね。
ざっくり言えば、【猫背】＝背中が丸いというイメージを描かれた方が多いのではないかと思います。

確かにそのイメージは間違っていないのですが、背中が丸いのをもう少し細かくみていくと4つの特徴があることが分かってきます。

そして、この4つの特徴が複合されて【猫背】という不良姿勢は作られています。
これら1つ1つの特徴が分かることで【猫背】の正体がハッキリしてきます。

背骨（胸椎）が丸い
上の写真のおばあちゃんみたいに、背中が丸くなっている状態です。
これは胸椎（きょうつい）と呼ばれる胸の後ろ側の背骨が丸くなり過ぎています。
肩甲骨が外側へ
背骨と肩甲骨の距離が離れてしまっていて、外に開いている状態です。
さらに言えば、肩甲骨は上にも挙がり、肩が上がった姿勢になります。
肩（腕の骨）が内側に巻き付いている
腕の骨が内側（胸の方向）に巻き付き、いわゆる巻き肩と呼ばれる状態です。
肩が前に出ているようにみえ、手の甲は正面に向きやすくなります。
頭が前に飛び出している
横からみた時に、頭の位置が前方にズレてしまっている状態です。
真正面を見るとアゴが上がってしまう傾向があります。