O脚からの卒業♪ vol.4 ~O脚をつくる姿勢習慣① 内股~
姿勢の相談窓口・パーソナルトレーニングサロンB-station代表の奥野です。
ここまで、女性に多い「内股O脚」を中心に、O脚に対する理解を深められるような情報をお届けしてきました。
O脚を“根本”から改善したいのであれば、「普段の『姿勢』と、日頃の『身体の使い方』を変えることが大切」だという話でしたね。
というわけで、今回からは実際に“どんな姿勢に気をつければよいのか”を紹介していきます!
目次
O脚をつくる姿勢 その1「内股」
Vol.2の記事にも書きましたが、O脚をつくる姿勢の1つめは『内股』です。
多くの女性が悩むO脚のパターンが「内股O脚」でしたね。
このパターンは「股関節を内側にひねっている=内股」が特徴です。
なぜ『内股』になりやすいかと言うと・・・
女性は男性に比べて“筋力”が弱いため、股関節で身体をまっすぐに支えるのが苦手です。
それでも、身体を支えなければ、立つことも動くこともできません。
そこで・・・筋肉ではなく、骨で支える方法を身体は選びます。
その方法が『内股』なのです!
つまり『内股』にすることによって、骨による支点を作りだし、身体を支えます。
そうすれば、筋力が弱くても、骨ががんばっているので、立ったり動いたりすることができるのです。
要するに『内股』になってしまっているのには、ちゃんと理由があるということです。
(好きでそうしている場合には少し話が変わってきますが。。。)
身体は正しい姿勢よりも、活動できる姿勢を選ぶ
何はともあれ、私たちの身体は正しい姿勢を勝手に選んでくれるわけではありません。
身体にとって不都合や不具合が生じるとしても、立つ・歩くという活動ができるパターンを探し出してきて、それを選択します。
そのパターンが続くことで習慣化され、無意識でも「内股O脚」の状態になってしまいます。
なので、まずは『内股』にならないように意識をすることから始めてみましょう!
例えば、こんな感じです。
- 家を出る時・・・
- 電車に乗っている時・・・
- 信号待ちをしている時・・・
- デスクワークの時・・・
本当にちょっとしたタイミングで構いません。
「今、『内股』になっていないかな?」
と自分に問いかけるようにしてみてください。
意識的に姿勢を正すことで、少しずつ負のパターンから抜け出せるようになっていきますよ。
真っ直ぐに支えられる“筋力”をつけよう
そして、もっともっと大切なことがあります。
それは・・・
『内股』にならないための“筋力”をつける
ことです!
特に、女性は“筋力”が足りていない場合が多いです。
筋力が不足したままでは、意識したその時は大丈夫だったとしても、気づけば『内股』に戻ってしまいます。
整体や整骨院で、どれだけ整えてもらっても、時間が経てば元通り・・・なのです。
(整体や整骨院での矯正などが必要ないと言いたいわけではありません)
身体を真っ直ぐに支えられるだけの“筋力”があれば『内股』になりづらくなります。
当然「O脚」にもなりづらくなるということですね。
というわけなので、身体を支える筋肉をトレーニングすることを強くオススメします!
ちなみに支える筋肉は「O脚」だけでなく、猫背や反り腰など・・・その他の悪い姿勢や、スタイルにも影響します。
何が言いたいかというと、すべての人が鍛えた方がよいということです。
O脚改善には「お尻&内もも」が大切!
O脚を改善したい!と思っている方に、まずトレーニングして欲しい部位が『お尻』です!
といっても、お尻の筋肉には種類があるので、順番を間違えてはいけません。
特に深層部の筋肉が重要で、ここを上手く鍛えてあげる必要があります。
このあたりはヒップアップの連載記事に詳しく説明していますので、合わせてお読みください。
そして『お尻』のトレーニングに慣れてきたら、『内もも』のトレーニングも追加しましょう!
こちらも色々と注意点がありますので、ポイントを押さえないと逆効果にもなりかねません。
闇雲に鍛えるだけでは“根本”からのO脚改善はできません。
身体の仕組みに則ったエクササイズを行なうからこそ、ちゃんとした成果が得られます。
流行りや目先のことに振り回されずに、地道に続けることの方が実は近道ですよ。
「じゃあ、どんなエクササイズをすれば良いのかを教えて欲しいっ!」
という方もいらっしゃると思います。
この先の記事で、改めて紹介する予定にしていますので、少しお待ちください。
「そんなの待ってられないよっ!」
という方は、B-stationの【パーソナルトレーニング】を受けに来てください。
完全マンツーマンなので、あなたの体力レベルに合わせた最適なトレーニングを指導します!
初めての方は下記ページから【初回体験】にお申し込みくださいね。
まとめ
- 『内股』はO脚をつくる姿勢である
- 身体を真っ直ぐに支えられる“筋力”をつけることが大切
- まずは『お尻』を、次に『内もも』を鍛えよう
【次回予告】
次回は「O脚をつくる姿勢 その2」を紹介します。
お楽しみに!
【O脚からの卒業シリーズ】
- Vol.1 O脚の種類を知る
- Vol.2 女性に多い内股O脚とは
- Vol.3 なぜO脚になってしまうのか?
- Vol.4 O脚をつくる姿勢習慣① 内股
- Vol.5 O脚をつくる姿勢習慣② 反り腰
- Vol.6 O脚をつくる姿勢習慣③ アヒル座り
- Vol.7 O脚をつくる姿勢習慣④ 重心位置
- Vol.8 O脚卒業エクササイズ❶ 下腹部で支えよ!
- Vol.9 O脚卒業エクササイズ❷ お尻で安定させよ!
- Vol.10 O脚卒業エクササイズ❸ 目覚めよ!お尻!
- Vol.11 O脚卒業エクササイズ❹ ピッタリくっつけて離すな!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
(B-station代表/パーソナルトレーナー 奥野純也)
「運動に苦手意識がある」「トレーニング初心者」の方も安全・効果的に続けられる運動
パーソナルトレーニングサロン B-station
~コアコンディショニング&体幹トレーニングを完全マンツーマンで丁寧に指導します~
★引き締め(お腹、ウエスト、お尻、背中、太もも)
★姿勢改善(猫背、反り腰、O脚、骨盤の歪み)
【 大阪メトロ谷町線・堺筋線「南森町」駅から徒歩2分 】
〒530-0041 大阪市北区天神橋2-4-1 ナカヤマビル3階
[電 話] 070-8998-3511
[メール] contact@b-station.info
[H P] https://b-station.info/