ランナーの故障を防ぐために『胸郭』のコンディショニングをしよう!
ランナーの故障を未然に防ぐ”コンディショニング”文化を広めたいパーソナルトレーニングサロンB-station代表の奥野です。
あっという間に【前回の記事】から1ヶ月も経ってしまっていました・・・反省です。
先月末に走った「大阪ハーフマラソン」は、残念な結果に終わってしまいました。
これで今シーズンの大会は終了したので、ブログの更新に精を出していきますよっ!
というわけで、私がお伝えしていきたいこと・・・
『ランナーの故障(ケガ)を減らすためのコンディショニング』
特に熱心に走っている“市民ランナー”の皆さんにお届けしたいと思っています。
そんな話を書いた矢先、M高史さんのラジオ(通称:Mラジ)に出演する機会をいただきました。
すごいタイミングというか、こういうご縁・めぐり合わせって本当に面白いですよね。
↓ まだ聴いていない方はぜひご視聴くださいね ↓
目次
故障(ケガ)をしないために大切な部位
Mラジでは、ランニングに関することを中心に、色々と話をさせていただきました。
その中で「怪我をしないために特に大切な部位!」ということで「胸郭=胸まわり」の重要性をお伝えしました。
※22分50秒~の内容ですね
本当はもう少し詳しくお伝えできればよかったのですが、うまく話せなかった部分もありました。
(ちょっとだけ・・・反省しております)
なので、このブログで補足していければと思っています!
まず今回は『胸郭の重要性』について、説明していきますね。
胸郭がなぜ大切なのか?
専門的には『胸郭(きょうかく)』と呼びますが、『胸まわり』というのが分かりやすい表現でしょうか。
『胸郭』は「胸骨(きょうこつ)」、「肋骨(ろっこつ)」そして「胸椎(きょうつい)」で構成されている部位のことを言います。
これらの骨が『鳥かご』のような感じの形になっています。
下の図を見てもらえればイメージしやすいかと思います。
↓ 青くなっている部分が「胸郭」です ↓
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『胸郭』の中には心臓や肺があり、これらの臓器を守っています。
さらに、膨らんだり萎んだりすることで「呼吸」をすることができます。
『胸郭』には、ある程度の弾力がありますが、年齢とともに硬くなると言われています。
そして、日頃の身体の使い方などによっても硬さが出てきてしまします。
では『胸郭』が硬くなることで、ランニングにどんなデメリットがあるのでしょうか。
●ランニングフォームが悪くなる
いわゆる“猫背”の姿勢(背中が丸い)になりやすくなります。
そうすると“肩甲骨のポジション”も悪くなってしまいます。
それが“腕ふり”などにも影響し及ぼします。
●動きのリズムが悪くなる
胸が張りにくくなることで、“推進力”が得づらくなります。
結果として“脚の力”をたくさん使ってしまい、消耗に繋がります。
また、上半身と下半身の“連動性”も悪くなり、バラバラになりやすくなります。
●呼吸がしづらくなる
しっかりと酸素を取り込みにくくなるので、“疲れやすく”なります。
呼吸をするために多くの力が必要になり、“無駄な力み”につながります。
簡単にではありますが『胸郭』の動きが悪くなることのデメリットを3つほど書きました。
実際に私が指導してきた実業団選手の多くが『胸郭』の硬さを感じていました。
走り込めば走り込むほど、着実に疲労が蓄積していき、少しずつ動きが悪くなっていきます。
真綿で首を絞められるように・・・ジリジリとパフォーマンス低下に繋がっていくのです。
多くのランナーが脚には気を遣うと思いますが、『胸まわり』のケアは疎かになりがちです。
あなたはいかがでしょうか?
ドキッとした方・・・思い当たる節があると感じた方・・・
これからは『胸郭』の“コンディショニング”にも取り組んでいきましょうね!
『胸郭』の柔軟性を保つことは故障を防ぐだけでなく、気持ちよく走るのにも大切なことですから。
ストレッチポールが胸郭に効果的

ランニングにおける『胸郭の重要性』と、硬くならないように“コンディショニング”の必要性はご理解いただけたと思います。
では、どのようなことをすれば良いのか?ということが知りたいですよね???
そこで・・・手っ取り早いエクササイズツールがあります!!!
《 ストレッチポール 》
です。
きっとご存じの方も多いのではないでしょうか。
B-stationの指導ではマストアイテムですし、私も愛用しています。
上の写真のように、あお向けになって寝転がるだけでも、胸が開いて気持ちよいですよ!
『胸郭』に効果的なエクササイズもありますので、次回からご紹介していきますね。
ちなみに・・・「基本的な使い方」は下記の記事で解説しています。
合わせてお読みになることをオススメします。
まとめ
- 故障(ケガ)を防ぐために『胸郭』のコンディショニングをしよう
- 日々の身体の使い方や加齢によって『胸郭』は硬くなってしまう
- 『胸郭』が硬くなると、ランニングに悪影響を及ぼす
- 走り込んでいる時こそ『胸郭』のケアをしっかりと行おう
- ストレッチポールが『胸郭』の柔軟性を保つのに効果的
次回は『ストレッチポール』を使ったエクササイズを実際にご紹介します!
お楽しみに!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(B-station代表・パーソナルトレーナー 奥野純也)
【ランナー・コンディショニング】
- ランナーコンディショニング始めます
- 故障を防ぐための胸郭コンディショニング
- ストレッチポールを使ったRunコン①「クレッセント」
- ストレッチポールを使ったRunコン②「ツイスター」
- ストレッチポールを使ったRunコン③「プルオーバー」
- ストレッチポールを使ったRunコン④「逆腹式呼吸」
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