「ランナーを怪我から守るコンディショニグ&トレーニング」をご覧いただき、ありがとうございます。
このページに辿り着いたということは、きっとあなたは“ランナー”だと思います。
そして、走ることに関して何らかの“お悩み”を持っていることでしょう。
- もっと早く走れるようになりたい
- 膝や足などの痛みを何とかしたい
- マラソンを完走したい
などなど・・・
走るレベルや目的が違っても、その“お悩み”を解決できる方法を探しているはずです。
そうでなければ、今こうしてこのページを読んでいないはずですよね。
【ランニングをしているすべての方にやって欲しいこと】
走り込み(ハードな練習)を積み重ねる以前に、やっておくべきことがあります。
それは『身体づくり』です。
陸上長距離の世界では、俗に『補強』と呼ばれているものですね。
「故障(怪我)をした時に『補強』ってやるものなんじゃないの?」
そんな風に思っている方もいるかもしれません。
もちろん答えは「No」です。
『身体づくり』は年間を通して、取り組むべき必要がある大切なことです。
これをないがしろにしてしまうと、練習の成果が出づらいだけでなく、故障(怪我)をするリスクも高くなります。
「走る時間を確保するのも大変なのに、『補強』もするなんて難しいよ。」
こういったランナーは多いのではないでしょうか。
私も市民ランナーの端くれなので、そのお気持ちはよく分かります。
朝早く起きたり、仕事が終わってからや隙間時間、休みの日など・・・走る時間を捻出する努力には頭が下がります。
ですが、その毎日のランニング(ジョグ)は本当に必要なのでしょうか?
私は身体の専門家(トレーナー)の視点として「No」だと考えています。
特に市民ランナーにおいては、連日走る必要はないでしょう。
その代わりに『身体づくり』に取り組む時間をコンスタントに作ることをおすすめします。
走る時間や距離、日数を減らしてでも定期的に行うだけの価値があるからです。
「YouTubeやSNSで紹介されているのをやっていれば大丈夫でしょ?」
たくさんの情報で溢れかえる現代、少し検索するだけで色々なエクササイズが見つかります。
有名なトップ選手や影響力のあるランナーが、おすすめするトレーニングも出てきます。
それらを鵜呑みにし、見よう見まねでやって効果があるでしょうか?
何もやらないよりはマシな可能性はありますが、やはり答えは「No」です。
身体の組成や状態は1人1人違います。当然、走り方も違います。
ある人にとっては効果的なものでも、今のあなたにとって効果的とは限りません。
自分自身にとって本当に必要なものを選び、実践するのは簡単ではありません。
「結局、何をやっていいのか分からない。」
「これで合っているのか分からない。」
そういった声を多くのランナーが口にしているのが現状です。
我流での『身体づくり』は止めて、自分に本当に必要なアプローチを実践しましょう。
専門家(フィジカルトレーナー)の力を借りよう!
ここまで読んでくださったあなたなら、きっとこんな風に思っているはずです。
「言いたいことは分かった。じゃあ、どうすれば良いの?」と。
答えはシンプルです。
「『身体づくり』の専門家(トレーナー)の力を借りること」です。
B-stationでは『走り方(スキル・技術)ではなく、身体づくり(フィジカル・体力)を通して、ランナーのご要望を叶えるお手伝い』をしています。
私は走り方や練習方法を教えるスペシャリストではありません。
ですが、走るための身体づくりのスペシャリストではあります。
走り方や練習方法を教えてくれるのは「ランニングコーチ」です。
トレーニングなどの身体づくりを教えてくれるのが「トレーナー」です。
どちらも兼任されている方もいますが、どちらに重きを置いているのか、どちらが本職なのかを見極める目を持つ必要があります。
また、整骨院や治療院の先生もトレーナーと呼ばれていることが多くあります。
広く捉えれば、これらの方々もトレーナーで間違いありません。
ですが、同じトレーナーという名称でも専門領域が異なります。
治療やケアを得意とする「メディカル系のトレーナー」なのか、パフォーマンスを高める身体づくりを得意とする「フィジカル系のトレーナー」なのかを見極めなければいけません。
「ランニングコーチ」「メディカルトレーナー」「フィジカルトレーナー」は近しい職業だからこそ、素人目に判断するのは少し難しいことかもしれません。
※欧米ではこれらの役割分担・職業分けがきっちりとなされています
私は『身体づくり』の専門家です
2005年からフィットネスクラブでトレーニング指導を始め、2008年からは東京を拠点に様々な方への指導経験を積みました。
2013年に大阪へと戻り、2015年からは陸上長距離の実業団チーム・選手への指導を始めました。
有り難いことに、オリンピックやパラリンピック、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に出場した選手への指導も担当しました。
走るスキルを教える「コーチ」ではなく、治療・ケアをする「メディカルトレーナー」でもなく、身体づくりを専門とする「フィジカルトレーナー」として様々な選手たちと関わってきました。
走ることに真摯に向き合い、想像を絶するほどの距離・練習を積み重ねる選手が故障(怪我)することなく、高いパフォーマンスを発揮するためにはベースとしての『身体づくり』が必須です。
私は専門家(スペシャリスト)として、身体の本質・理論に基づいたエクササイズを指導しています。
走る以前の『身体づくり』が、選手たちのパフォーマンスに貢献していることを実感しています。
そして、これらの経験・知識を市民ランナーの方々にも還元していきたいと考えています。
走り過ぎによる故障(怪我)に苦しむ市民ランナーを救いたい!
2007年の東京マラソンが火付け役となってランニングブームが起こり、現在ではジョギング・ランニングを年1回以上実施する人が推計1,000万人を超え、週1回以上の方は724万人といわれています。
(笹川スポーツ財団 2020年調査より)
そして、また別のアンケート調査によると、約90%のランナーが「ランニングが原因と考えられる故障(怪我)を経験したことがある」という報告もあります。
どのようなスポーツでも怪我をするリスクはありますが、かなり高い割合ではないでしょうか。
故障(怪我)の原因は様々なことが考えられるので一概にはいえませんが、過度な運動量や体力レベルに見合わない頻度など・・・「オーバーユース(使い過ぎ)」によるものが多いと思われます。
要するに「走り過ぎ」です。
実際のマラソン大会では、膝や足をテーピングでグルグル巻きにして走っている市民ランナーをよく見かけます。
SNSでは「痛みに耐えて、がんばって走りました!」といった投稿も多く、「ナイスラン!」と賞賛するようなコメントも結構あります。
こういったものを見る度に、私はいつも複雑な気持ちになります。
本当にこれでよいのだろうかと・・・
痛みを抱えたまま走り続けるのは、もう終わりにしませんか?
ランニングは瞬発的な動きではないので、突発的に痛めることはあまりありません。
しかし『身体づくり』が不十分な状態で走り続ければ、いずれどこかに痛みや不調が出てきます。
はじめはちょっとした違和感かもしれません。
「違和感はあるけど、走れるから大丈夫だろう。」
「数日休めばマシになるし、問題ないだろう。」
「走らないと不安になるから、ゆっくりでも走ろう。」
こういったことを繰り返すことで慢性的なストレスが蓄積し、本格的な故障(怪我)に繋がります。
ここまできて、ようやく「走るのを休む(休足)」という選択肢が現れます。
(それでも走り続ける屈強なランナーの方も中にはいますが)
ランニングを休んでいる間は安静にしたり、治療に通ったりすると思います。
時が経てば、やがて痛みは治まり、少しずつ走れる状態へと回復していきます。
この間に『身体づくり』を根本的に見直すというランナーは少数派です。
つまり、根本的な問題は何も解決していないまま、再び走り始めます。
表面的には治っているようにみえても、根本的には治っていないのです。
なので走り込めば、いずれまた故障(怪我)が再発することになります。
この負のループを断ち切るためには、しっかりと『身体づくり』に取り組む必要があります。
流行りに左右されない身体の本質に基づいた『身体づくり』を!
私たち、人間の身体には“基本的なルール(仕組み)”があります。
例えば、骨は一般的に206個あるといわれており、大小様々な形をしています。
これら1つ1つが絶妙なバランスで積み重なり、姿勢は形作られています。
このバランスが崩れる(≒姿勢が悪い)と、関節は本来もっている機能を十分に果たせません。
また、それらの骨を支えるために、そして動くために全身に640個ほどの筋肉が存在します。
高いパフォーマンスを発揮するためには、それぞれが与えられた役割を全うする必要があります。
他にも脳や神経、内臓や血管、ホルモン、栄養、メンタルなど・・・パフォーマンスに関わる因子はたくさんあります。
これらを最良な状態に整えていくことが、走る以前にやるべき『身体づくり』の1つのゴールです。
ただ筋肉に負荷を掛け、強くするだけの『補強(トレーニング)』では思ったほどの成果は期待できません。
身体の本質(=基本的なルール・仕組み)に基づいたアプローチをすることが、『身体づくり』をする上でとても重要なのです。
“姿勢を整える”ことが『身体づくり』の第一歩
B-stationでは『身体づくり』の第一歩として、“姿勢を整える”ためのエクササイズから始めます。
なぜなら、良い姿勢はランニングはもちろん、すべての身体活動のベースだからです。
本来あるべき良い姿勢を取り戻すことで、関節に掛かる負担を減らし、最低限の筋力で立つことができるリラックスした力みのない状態をつくります。
熱心に走り込んでいるランナーほど、疲労で筋肉が硬くなり、走り方のクセで歪みや左右差が生じたアンバランスな状態になっている傾向が強いです。
そのまま走り続けると、少しずつパフォーマンスは下がり、やがて違和感や痛みを感じるようになり、故障(怪我)へと繋がります。
それを防ぐためにまずは“整える”ことが大切で、専門的には“コンディショニング”と呼ばれています。
これは自分自身で行えるものも多いので、日々の実践が可能なエクササイズです。
整える → 鍛える → 走りに活かす
より良い状態に“整える(コンディショニング)”ことができたら、次は“鍛える(トレーニング)”ことに取り組んでいきます。
走り込みをすることで、脚づくりは自然とできてくるものです。
しかし、それだけではどうしても強くなりきれない部位が出てきます。
その部位を意識的にトレーニングすることによって鍛えていくのです。
「お尻やもも裏の使い方がよく分からない。」
「ふくらはぎばかりが疲れてしまう。」
「背中が固まっていて、肩甲骨をうまく動かせない。」
こういった声を市民ランナーだけでなく、実業団選手からもよく聞きます。
力の入れ方が分かりづらい部位なども、トレーニングを通して使う感覚を養っていくことで、走りの中でも自然と使うコツが掴めるようになっていきます。
しっかりと『身体づくり』に取り組んでいけば、身体の使い方が変わり、走りの『質』も高まります。
【走る「距離」ではなく『質』を高めて"自己ベスト更新"を狙おう】
走るための『身体づくり』を丁寧に実践していけば、毎日毎日走る必要はなくなってきます。
いわゆる「繋ぎのジョグ」を減らしても大丈夫だということです。
例えば、週に1日だけで良いので「ジョグ」を『身体づくり』に変えるという感じです。
ランナーの世界では「月間走行距離」が1つの目安になっていることが多いですが、その質はあまり注視されていないケースが多いのではないでしょうか?
どれだけ距離をこなしたとしても、その質が低ければ得られるものは少なくなります。
当然、あなたの望む結果もなかなか伴わないということになるでしょう。
距離に縛られると故障のリスクが高まる!
それだけではありません。
走る距離ばかりを気にしていると、ついつい無理をしてしまいます。
それが体調を崩したり、故障(怪我)をするリスクを高める一因となります。
走らない日(休足日)を作ることで距離は減るかもしれませんが、身体づくりを通して姿勢の崩れや使い方のクセ、左右のアンバランスなどに気づくことができます。
私たちの身体のバランスは、走り込んでいく中で知らず知らずのうちに悪くなってしまうものです。
それらを修正・意識していくことで1回1回の走りの質を高め、練習で得られる成果も高まっていきます。
結果として、距離は減らしているにも関わらず、走るパフォーマンスは高くなります。
さらに故障(怪我)のリスクも下げることができるとしたら、まさに一石二鳥ですよね。
あなたは何のために走りますか?
そして、もう1つ大切なことがあります。
それは距離をこなすことが目的になってしまうと、走る楽しさを見失ってしまうということです。
少し考えてみてください。
あなたは、なぜ走りたいのでしょうか?
何のために走っているのでしょうか?
初心を忘れてしまってはいないでしょうか?
「好きこそものの上手なれ」
やはり、ランニングそのものを楽しむという気持ちがパフォーマンスを最大限まで引き出すための大切な要素の1つであると私は考えています。
【縁の下の力持ち】
さて、ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。
私の想い(コンセプト)が少しでも伝わっていれば、嬉しく思います。
そして、あなたに共感してもらえる部分があれば、さらに嬉しいです。
私はこれまで身体の専門家(トレーナー)として、実業団選手に関わってきました。
また、市民ランナーの1人として、走ることにも向き合ってきました。
様々な経験を基に『縁の下の力持ち』として、B-stationはあなたのランニングライフを全力でサポートします。
痛みや不安を感じることなく走れるように・・・
いつまでもランニングを楽しめるように・・・
目標とするタイムをクリアできるように・・・
一緒に『身体づくり』を始めてみませんか?
まずは体験セッションにお申込みください!