高知龍馬マラソン2020を走ってきました!


B-station代表・パーソナルトレーナーの奥野です!
2月16日(日)に『高知龍馬マラソン』を走ってきました。

神戸空港から高知空港まで50分ほどなので、思ったよりも近いです。
(陸路で行くとだいぶ掛かりますが)

高知空港では、坂本龍馬像がお出迎えしてくれました。

前日(土曜日)の夜に現地入りしましたが、も一緒にお出迎え。
この一週間は天気予報を事あるごとに見ていましたが、願いは届きませんでした。
(京都や熊本も雨の中でのマラソンだったようです)

どうか止みますように・・・と思って寝ましたが、翌朝もやっぱり雨。。。
予報もしっかり降りそうな感じで、さすがに記録は狙えないかなぁと半ば諦めモード。

今回の『高知龍馬マラソン』は今シーズン3本目、かつ締めくくりのレース。
10月の「富山マラソン」と12月の「小野ハーフ(兵庫)」は、ここで自己ベストを狙うためでした。
※自己ベストは3時間23分44秒(長野マラソン・2018年)です

 

スタート会場に着き、準備をしていても雨が止む気配はない。
でも天気が荒れていく様子もないし、むしろマシな気がする。

ひょっとして、ひょっとするかも???と考えながら整列します。
Aブロックだったこともあって、かなり好位置からスタートしました!
(一番前がS、次いでA・B・C・・・と続きます)

ただ周りのペースが早い!!
最初はゆっくり・・・と決めていたのに、ゆっくり走ろう・・・と言い聞かせてもつられて早くなってしまいます。

 

マズイなぁと思っていたら、ちょうど理想くらいのスピードで走っている人を発見!!
10km過ぎまで並走させてもらい、トンネルの登り坂に差し掛かった所で少しペースを落とす。

というのも20km手間に待ち受けている『浦戸大橋』に備えるため。
(高低差40mを越す大きな橋で、太平洋の大パノラマが見れるはずが雨で・・・)

「富山マラソン」の時は、ウリ二つの「新湊大橋」を超えた後に撃沈したので、スタミナ温存作戦です。
(今回は終盤30kmからどれだけ粘れるかを課題にしていたので)

 

目次

★ 中間点(21.0975km)の通過タイムは1時間35分54秒 ★

自己ベストの時より2分早く、予定していたよりも少し早い。
でも、ペースは押さえているから大丈夫・・・そう信じての後半戦、ここからがマラソンの醍醐味です。

雨は依然として降り続いていましたが、そこまでキツく降ることはなく。
気温も高かったので身体が冷えることもなく、海岸沿いに出てからの風も穏やか。
なので、意外と走りやすい天候だったのかも知れません。

ペースは少しだけ落ちているものの、まだ余力がある状態で30kmを通過。
ここでも自己ベストよりも2分早いペースを維持していました。
(前半のスタミナ温存作戦が功を奏しました!)

 

奇跡の清流『仁淀川』に掛かる橋を往復し、残りもあと僅か。
(仁淀ブルーも雨で見ることができず・・・)

さすがに脚が重たくなってきて、35km以降はペースダウン。
今までならスピードが“ガクン”と落ちてしばらくすると、心もポキッと折れる。
そうなると、ちょっと歩いたりしてしまうのですが今回は違いました。

粘る・・・粘る・・・粘る・・・

沿道からの声援に背中を押され、力をもらいながら脚を止めることなく前へ。
心身がキツくなってからの1kmは本当に長く感じるのですが、踏ん張りました。

 

40kmを超え、あとはもう根性勝負っ!
ゴールはすぐそこ・・・なのですが最後の試練が訪れます。

競技場までは上り坂、しかも高低差30mほど。
40kmを走ってきた脚にとっては、あまりにもツラすぎる。

誰もが最後の力を振り絞って、地獄(言い過ぎ)のような坂を上っていきます。
そして、私は1人の男性に追いつきます。

「最後、最後、がんばろう!」

疲れ切ったその方の背中に向かって声を掛けます。
そんなこと言う私も、もう限界なんですけどね。

でも、面白いもので誰かを応援すると私もパワーが出るんですよ。
なので、声には出さずともコース上では出来るだけ周りを応援しています。

良かったら皆さんも試してみてください。
(マラソンでなくても、効果あるはずです)

 

そうすると、その男性も「よっしゃ!」と気合いを入れ直し、後ろを追ってくる。
その気迫を背中に感じながら、競技場に入って残り300m。

あと200mほどのところで男性に抜かれます。
どうにか追いつきたいけど、脚はもう限界。

こんな時は“火事場のクソ力”を発動させます!!
ラスト100mをスパートして、再び抜き去ってゴール!!!

★ 3時間16分36秒 ★

自己ベストを7分8秒、更新できました!!!
フルマラソン7度目の挑戦にして初の走り続けて(歩くことなく)ゴールするというオマケ?つき。

雨という決して良い天候とはいえない中、そして高低差のあるコースで最後までがんばれたのは大きな自信になりました。

これも沿道からのたくさんの応援(雨なのにありがとうございました)と、当日に向けてケアをしてくれた方々をはじめ周囲の方々の支えがあってこそ。

運営スタッフの皆さんも、一緒に走った多くのランナーの皆さんも本当にお疲れさまでした。

 

あ!ちなみにゴールした後、その男性とは熱い握手を交わしました。
「あそこで声を掛けてくれたから、がんばれました」と。

こちらこそです。
もちろん見ず知らずの方で、また会う機会はない(あっても気付けない)でしょう。
二言三言、言葉を交わして別れました。

先に書きましたけど、応援すると自分の力も湧いてきます。
応援すること、応援されることの価値を感じられた良きレースでした!

 


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では、ここからは番外編を。

まずは高知と言えば・・・これでしょう!

▼ カツオのたたき

完走したご褒美に。
目の前で藁焼きが見れるカウンター席で、非常に美味しかったです。

 

▼ 高知城

江戸時代から天守が現存している12城の1つだそうです。
翌朝は天気も良く、きれいな青空が広がっていました。

 

龍河洞

日本三大鍾乳洞の1つが「龍河洞」は、総長4kmにも及ぶ神秘的な洞窟です。
1億7,500万年もの年月を経て作られた石灰岩の鍾乳洞だそうです。
(観光できるのは、その一部だけです)

これは鍾乳洞の中にある瀧ですね。
冬場の洞窟内は水量が少ないようですが、前日の雨でたっぷり。

 

▼ 味噌カツラーメン

高知県の知る人ぞ知るご当地B級グルメだそうです。
味噌ラーメンに、トンカツがトッピングされています。

マラソンで疲れた身体にとって良い栄養補給になりました。

 

▼ 土佐湾

マラソンの日は生憎のお天気で見れなかった海。
桂浜、仁淀川には行く時間がありませんでしたが、ちょっとだけ見れて良かったです。

 

というわけで色々と充実していた『高知龍馬マラソン2020』でした!

自然が豊かで、人も温かい。
また旅行で高知に立ち寄りたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
(B-station代表/パーソナルトレーナー 奥野純也)

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