私にとって「走る」とは何なのか?


運動に苦手意識のある方、トレーニング初心者の方も安全・効果的に続けられる運動をマンツーマンでしているB-station代表の奥野です。

今回は私自身のことをつらつらと綴ってみようと思います。
テーマは「走る」について。
少し長くなるかもしれませんが、よろしければお付き合いください。

目次

★私が走る理由

現在の私にとって「ランニング」が趣味の1つです。
時々、記事にも書いていますが、マラソン大会にも出て走ります。

ファンランと言われる楽しく走るというスタンスではなく、結構ガチです。
もちろん記録の更新も狙って走ってます。

といっても、学生時代に「走る」ことを専門にしていたわけではなく、野球をしていました。
(この話はまたいつか語りたいと思います)

当時から短距離よりは長距離の方が得意だったとは思います。
基礎体力づくりで走ることはあっても、走りたい!という感情はなかったですね。

そんな私が走る理由は
  1. 過去の自分を超えるため(挑戦)
  2. リフレッシュのため(気分転換)
  3. 選手の感覚を少しでも知りたいため(仕事の一環)

おおざっぱに、この3つになるかなという感じです。

ちなみにこれまでの戦績は・・・

  • フルマラソン:7回
    (ベストタイム 3:16:36 高知龍馬マラソン2020)
  • ハーフマラソン:14回
    (ベストタイム 1:28:10 大阪ハーフマラソン2019)
  • 10km:6回
    (ベストタイム 40:24 加古川マラソン2018)
  • リレーマラソン・駅伝など:4回

※もしかしたら、抜けてるのもあるかも知れません

★2009年 10kmのレースから全ては始まった!

私が初めてマラソン大会に出たのは、2009年3月の「立川・昭島マラソン」でした。
一緒に映っているトレーナー仲間の方々に誘われたのがきっかけです。

当時24歳、東京に行って丸一年が経とうとする時期です。
改めてみると若い?幼い?ですね。

たしか自衛隊の基地内からスタートした記憶がありますが、10kmなら問題なく走れるだろうなーくらいの感じで走り始めました。

そして、走り出して数キロのところで私は衝撃を受けました!!

太鼓を叩いて応援してくれている人たちが沿道にいたのですね。
その迫力とエネルギーにとにかく圧倒されました。

何かこう走りながらビリビリした感覚があったのを今でも覚えています。

決して自分個人を応援しているわけではわありません。
でも、その応援する姿にものすごく感動したんですよね。

タイムがどうこうというものではなく、応援してくれる人たちがいる中で走れるのって楽しいって思いました。

★2010年 フルマラソンに初挑戦!

その後、ハーフマラソンも走ったりして、ランニングに軽くハマりはじめました。
そして初めてのフルマラソンにチャレンジする日が訪れます。

2010年10月、宮崎で開催される「青島太平洋マラソン」を走りました。
※写真を探したのですがありませんでした

42.195kmという未知の世界への挑戦。
というか距離感がよく分かりませんでしたし、走れるイメージはなかったように思います。

それでもサブフォー(4時間切り)を目指してスタートしました。
結果は「3時間56分30秒」で満身創痍の中、ぎりぎり目標達成でした。

実はこのレースには、苦い?思い出があります。

仕事をしていたフィットネスクラブに通われているお客さまが一緒に走っていました。
その方に40km辺りだったでしょうか・・・抜かれるんですよね。

もう僕は脚のあちこちが痛くて、フラフラな状態。
「がんばって!」の一声とともにス~っと走り去ってしまうわけです。

悔しいと言うか、情けないと言うか・・・
でも、あそこで声を掛けてくれたおかげで、最後の気力を振り絞ることができました。
ちょっとでも背中を追いかけようと思ったからこそ、サブフォーが出来たんです。

やはり、ここでも応援してくれる人の力の有り難みを感じたレースでした。

 


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2013年 大阪に戻って走る意欲が下がる

2013年、東京から大阪に拠点を移すという大きな決断をしました。
といっても初めのうちは東京と大阪の往復生活でした。
(この話もいつか機会があればしますね)

9月には南森町にサロンを開き、自由な時間はかなり少なくなりました。
当然、走る機会も少なくなります。

大会にはちょくちょく出ていましたが、そこまでモチベーションは高くなかったですね。
タイムもまぁそれなりに走っていたという感じです。

フルマラソンも2013年に「大阪マラソン」を走って以来、遠ざかっていました。

★2015年 実業団チームからの指導オファー!

そんな中、転機が訪れたのが2015年・春のこと。
なんと陸上長距離の実業団チームから指導依頼が来たのです。

当時は青学(青山学院大学)の大躍進が取りだたされていた時期。
「体幹トレーニング」の重要性が広く知られるようにもなりました。

そのチームに所属する選手たちの経歴をみると・・・箱根駅伝を走っていた選手がズラリ。
当時は長距離のことを良く分かっていなかったので、すごい!って感じでしたね。

 

そこから選手たちへの指導がスタートします。
1人1人の選手と向き合っていく内に「走る」ということに対して、深めていく必要性を強く感じるようになりました。

そこを突き詰めていかなければ、真の指導はできないなと思ったんです。
最初に書いたように私は「走る」ことを競技として専門にしていたわけではありません。

なので、選手たちのいう感覚が分からなかったのです。

当たり前ですが選手たちと同じように走れるわけではありません。
(走れるなら自分が選手をやっています)

でも、自分なりに追求することは出来る。
走り方や身体の使い方、トレーニングの頻度や負荷のかけ方・・・などなど
自分の身体を実験台に色々とやってみるようになりました。

そんなことをしていると「タイムを出したい!」という気持ちがフツフツと湧いてくるようになっていました。

★2017年 篠山マラソンでまさかの自己ベスト更新!

そして、2017年3月に走った「篠山マラソン」でまさかの自己ベスト更新を達成します。

正直いって、この結果は自分でも驚きました。
そんなに走れるとは思っていませんでしたし、タイムを狙ってもいなかったので。

でも、実業団チームの選手たちと関わるようになってから自分自身に対して取り組んできたことが少し形になって現れ始めたのだと思うと嬉しかったですね。

これ以降はタイムを意識するようになり「自己ベストを更新する!」という明確な想いをもって走り始めました。
過去の自分を超えるという挑戦に楽しさを感じるようになってきたのです。

2018年「長野マラソン」でフルマラソンの自己ベストを更新。
2019年「大阪ハーフマラソン」でハーフマラソンの自己ベストを更新。
そして、つい先日の「高知龍馬マラソン2020」でフルマラソンの自己ベストをさらに更新。

 

初めてのフルマラソンと比較すると約40分も早くなっています。
振り返ってみると色々な要因が考えられますが、一番大きいと感じるのは無駄な力が抜けるようになったことですね。

20代の頃の走り方はいわば力任せ・体力任せで走っていました。
やはりこれでは終盤まで持たないんですよね。

今はいかに省エネをして走ることができるか、かつスピードを保てるかという感じで走っています。

地道にコツコツやれば着実に成果が出る。

ランニング・マラソンをやっていて思うことです。
1つ1つの積み重ねは小さくても、地道な継続が回り回って大きな成果を生み出してくれる。
これは走ることだけでなく、何事においても共通ですよね。

そして、コツコツには楽しことも大切な要素です。
さらに無理をしないことも大事です。

 

クライアントの皆さんにはパーソナルトレーニングを通してそんなことを感じてもらいたいなと思いながら指導をしています。
目先の結果や大きな変化も嬉しいものですが、もっと根幹の部分がお伝えできればと考えています。

運動することで、自分自身が満たされていく感覚。
もっとこんなことをやってみたいと挑戦する気持ち。

これからもお1人お1人と誠実に向き合いながら、より豊かな人生を送るためのお手伝いをしていきます。

 

マラソン大会に出場する度に応援の力のすごさと有り難みを感じます。
(最近は応援する側になることも増えています)

なので、何らかのご縁があってB-stationに通ってくださる皆さんのことを応援していきます!
応援の循環がよい流れを生んでくれると信じて。

最後はつい先日、走った「高知龍馬マラソン2020」のゴールシーンです。

長文を読んでいただき、ありがとうございました!
(B-station代表/パーソナルトレーナー 奥野純也)

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