ストレッチポールの効果を高めるポイント[2] 脱力する


こんにちは。
ストレッチポール製造販売元の公認テクニカルアドバイザー、B-station代表トレーナーの奥野です。

前回は「筋肉を伸ばすのではなく『緩める』ことが大切」ということで、ストレッチポールの効果を高めるポイントの1つめを説明しました。
↓ まだお読みでない方は下記からどうぞ ↓

今回はその続編です。
ポイントの2つめは『脱力して身体を預ける』ことです。
では、早速いってみましょう!!

目次

力を抜くことで身体は整えやすくなる

『力を抜く』というのは、少し専門的に言えば『脱力』することです。
この『脱力』ができるどうかが、前回の記事でお伝えした「緩める」ためのコツでもあります。

繰り返しになりますが、ストレッチポールを使った基本のエクササイズは筋肉を伸ばすのではなく「緩める」ことが大切です。
それは筋肉の余計な緊張を軽減させ、関節を本来あるべき理想的なポジションに整えるためです。

無駄な力が抜けている方が、関節を正しい位置に整えやすいのです。
例えば・・・整体などで調整する時に「力を抜いてくださいね~」とよく言われますよね。

もし筋肉に無駄な力が入って(緊張している)いたら、関節は思うように動かせません。
なので、力が入っている場合(ほとんですが)には、まずマッサージ等をして「緩めて」から調整するのです。

ストレッチポールの基本エクササイズは、いわば「セルフ整体」のようなもの。
ですから『脱力(力を抜く)』することが、効果を高めるポイントなのです。

本当に力が抜けていますか?

ストレッチポールの指導をする際に「力を抜いてくださいね。」と声を掛けると・・・
「自分では力が抜けているつもりなんだけど・・・」って思われるようです。

マッサージや整体などを受けた時に、そういう言葉を掛けられた経験がある方が多いのではないでしょうか。

本当に力が抜けているかどうかは、自分自身では分かりにくいもの。
なぜなら、どの状態が力が抜けているのかという基準が分からないからです。

なので、ストレッチポールを使い始めた当初は『脱力(力を抜く)』するのが、少し難しく感じるかも知れません。
(そのように感じるクライアントが割と多いです)

でも、大丈夫です!

繰り返し、繰り返しストレッチポールに乗ることで『脱力(力を抜く)』する感覚が分かるようになっていきます。
(実際、ほとんどのクライアントがそのように変化していきます)

この『脱力(力を抜く)』する感覚が掴めてくると、日常生活でも力が抜きやすくなっていきます。
そして、無意識に力が入っている状態にも気づけるようになっていきます。

重力を利用して身体を預けてみよう

悪い姿勢(猫背や反り腰が代表例ですね)だと、身体を支えるために余計な力が必要になります。
当然、筋肉への負担は増えますし、疲れも溜まりやすく、コリの原因にもなります。

こういう状態ではストレッチポールに寝た時にも、やはり余計な力が入ってしまいやすいです。
普段から硬く縮こまってしまった筋肉の力を抜くことができないからですね。
(なので、脱力が難しいと感じる方が初めのうちは多いのです)

ですが、仰向けで寝ている状態は『脱力』するための強い味方がいます。
重力ですね。

立っている時は、重力に対して身体を支えなければいけません。
でも、仰向けの時は重力に対して身体を支える必要はありません。

むしろ、重力が『脱力(力を抜く)』のお手伝いをしてくれるのです。
重力をうまく利用することによって、自然と『脱力(力を抜く)』ができてきます。

ストレッチポールに仰向けで寝ている時は、身体を完全に預けてしまいましょう。
ダラ~ンとする感じがあれば、うまく『脱力(力を抜く)』していると思ってください。

まとめ

【ストレッチポールの効果を高めるポイント②】
『脱力(力を抜く)』して身体を預けることが大切!

重力を味方につけてあげることで、上手に力が抜けるようになっていきます。
この『脱力』ができてこそ、次回の3つ目の効果を高めるポイントがより活きてきます。

というわけで、今回はここまで。
次回は「ストレッチポールの効果を高めるポイント その③」をお届けします。
お楽しみに!

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