ウエストシェイプ第7話腹筋の機能を高める3つのメリット

これまで「ウエストを引き締める」をテーマに連載してきましたが、いかがだったでしょうか？
まだまだ知りたいことがあるかもしれませんが、今回で一区切りにしようと思います。

というわけで、最後にお届けする内容は・・・

『腹筋を正しく機能させることで得られるメリット』

について書いていきますね。

お腹には骨がないから、筋肉で支える必要がある

ウエストシェイプをするには、腹筋の中でも「腹斜筋（ふくしゃきん）」を鍛えることが大切だとお伝えしました。

それだけではなく、最深部にある「腹横筋（ふくおうきん）」も土台として欠かせません。
さらに下腹部も重要だという説明もしました。
※詳しくは、それぞれの記事を読んでくださいね

ですが、せっかくなので腹筋への理解を深めるだけでなく、そもそものお腹まわりの構造も合わせて理解しておきましょう！

お腹（腹腔・ふくくう）の前面部分には骨がないことは、あなたもご存じかと思います。
つまり、胸まわり（胸郭・きょうかく）と骨盤を繋ぐのは背骨のみということです。

私たちの身体の柱である背骨ですが、構造的には後方にあるため、少々バランスが悪いですよね。
なので、お腹まわりは腹筋によって安定させる必要があります。
※厳密には腹筋だけで安定させているわけではありません

しかも、お腹（腹腔）には内臓が入っていますので、重さが掛かります。
さらに、重力（下に引っ張られる力）に対しても逆らう必要もあります。

要するに・・・

腹筋は身体を支える要になっている！

ということになります。

この『支える』というのが、腹筋が正しく機能しているかどうかの1つの判断基準になります。
では、機能的な腹筋を手に入れると、どんなよいことがあるのでしょうか？

では、お腹の筋肉（腹筋）で身体を『支える』という機能が、しっかりと働いていることによって得られるメリットを3つほど紹介します！！！

ウエスト・下っ腹が引き締まる♪
最深部の「腹横筋」や「腹斜筋」がしっかりと働いていることで、お腹まわりは自然と引き締まった状態になります。
逆に緩んでいると下っ腹ポッコリになってしまったり、くびれが無くなってしまったりします・・・。
良い姿勢が保ちやすくなる♪
姿勢の維持にも、お腹の筋肉は非常に大切な役割を担っています。
反り腰や猫背といった悪い姿勢の改善にもつながります。
無意識でもお腹の力が入っている状態が理想的ですね！
パフォーマンスがアップする♪
お腹の筋肉は、手足を動かすほんの少し前に働くことで、身体全体のバランスを取ったり、安定させたりしています。
体幹が安定しているからこそ、私たちは動くことができるんです。
ダイエットのための有酸素運動や筋トレ、スポーツ動作、日常生活に至るまで、どんな動きでも効率よいスムーズな動きができるようになります。